強さとは少しだけ寂しい感情

なんて、とある歌の歌詞にそんな文章があった

強さとは少しだけ寂しい感情

高校生の頃から妙に頭に残る言葉

この記事を書くに至った結論を最初に述べると

また少し、疲れてきてしまってるな。ということ

近頃の記事を漁るとお分かりだと思うが、穏やかだった心がどんどん荒んできて、言葉が暴走してきている

今こそ落ち着いているものの、不安定であることには変わりない

PTSDとか過去の夢をみたとか、そこまで酷いものではない

辛うじて普通に生活は出来るし、食欲もある

勉強も出来ればバイトも一応はちゃんと出勤することができる

ただ、やっぱり

疲れちゃうなぁ、という時が最近増えてきて

無理にでも一緒に居続けると絶対に言う必要のなかった毒をまき散らしたり、後々後悔しかねん愚行をしてしまうのではと、ひやひやするようになってきた

大した事じゃないといえばそうかもしれない

軽傷なのか、前兆なのかもわからないから

症状が軽いうちに少し、距離を自ら開いておこうかなという

過去で学んだ私のやり方

私はよく、いろんな人から

「しっかりしている」

「考え方が冷静で大人だね」

「強いね、いいな、ぽぽみたいになりたい」

と言われることが多い

いつがらかの記事にも書いたとは思うが、

慕ってくれることは凄く嬉しいし

尊敬してくれることもこれ以上ないぐらいに有難い

完璧な人間ではないことは自分で百も承知、理解は出来ているが

自分の頑張りや日々の努力を見てくれている人、

変わりたいと願ってここまで頑張ってきた自分の行いを

「良い」と思ってくれている人

沢山の人に感謝の言葉や褒めの言葉、激励の言葉をいただくたびに、「今の自分を大事にしなきゃな」「今の環境こそ、大事にしなきゃ」と自戒するようにしている

相談にのることも多ければ、愚痴を聞かされることも多い

それでも、誰かの心が少しでも癒えればそれでいいし、その話によってこれからの自分を考えるほんの少しのヒントを得られる機会にもなってるから、悪くは思ってない

頼ってくれることは嬉しい

強いって言ってくれることも嬉しい

考え方がしっかりしていて大人だねって言ってくれることも

嬉しい

…んだけど、

やっぱ、強いと言われ続ける今の自分に

疲れてきて、いっそ何も考えずにどこか飛び出したいなって

思う時も、ある

誰も私の知らない、どこかへ

病んでるかといわれりゃ、賛否は双方5:5であるのだが

タイトルの通り

「強さとは、少しだけ寂しい感情」

というのは、年々少しずつわかってきたな、ということ

もちろん、私よりも沢山の経験をしてきた素晴らしい方は星の数ほどいる

そして、私はまだまだ次のステージへ進める選択肢が沢山あるのも知っている

頑張らなければならないものは、まだいくらでもある

それらをしっかり抱えてこそなお、言わせてもらうのだが

ほんの、たまに、寂しくなる

今の環境上、私よりも年上の方は一部に限られていて、本業では私が人生の先陣を切っているようなもの

当然、来年新社会人になれば嫌でも同期や年上の先輩方、上司などと接する機会が増えてそうは言ってられなくなる

いまだからこその感情なのかなと、ふと思うよ

それでもって、今の感情を一言で唱えると

強さゆえ、寂しいな

これに尽きる

同時に、成長したんだなって思えるこの頃

高校生の頃も、小さいながら同じような感情をもって生きていた

勉強はいつだって教える側だったし、いろんな委員会や資格、ボランティアなどにも参加して、先生からの評判や内申を維持することに必死だった

何よりも、親や親族の方々に認めてもらうため、全てに必死だった

過去の自分と今の自分に共通している部分は

「強い人としてみられたい」

「頭のいい、よく考える人と思ってもらいたい」

「第一印象から好印象でいたい」

これはずっと変わらないんだろうなって思う

なんなら、今だって

「強い女になるために、野望を叶えるために、もっとステージをあげていきたい」

と奮闘しているのだから

それでもたまに、立ち止まって

ちょっと、休憩したいなって時がある。そんだけの話

でも、休憩している姿はあまり見られたくないから

高校の仲の良い友人らさえも

特に、いつも一緒に居る、仲間たちの前では絶対に

絶対、心配かけさせちゃうから

しばらくは、誰もいない、誰も私を知らない世界で

ゆっくり羽を伸ばす機会を作りたいなって

ちょっと思う

昔を思い出したり

みたことないもの、やってみたかったものに触れてみて

去年は精神的にあまりにも病みすぎてて出来なかったことが沢山あるから

出来る限りで、今、それを叶えたい

あの子たちの事は大好きだよ

今でも、これからもずっと

でも、今はちょっと、休みたい

理想の自分にかなわない、とかではなく

単純明快に、ありのままの自分でいる

そんな機会がほしいだけ

ちょっと、現実に目を向けてみて

なくしていたものを思い出すきっかけにもなれたらなって

しばらくは、ゆっくり

眠りたい