休職はボーナスステージなんかではない

休職をしてようやく1か月が経とうとしている

時が経つのは早いもので

体調不良と闘いつつ、ゆっくり過ごす日々を送っていたらもうそんな月日が経っていた


気が付けば9月である


蝉の音も気が付けばあまり聞こえなくなってきて

日が沈むスピードも何だか早くなってきている気がする


そんな中で、先日に同期と秋葉原でお茶をした


パンケーキを口にしながらお互いの近況報告会をする

案外楽しい時間を過ごすことが出来た


しかし、一つだけひっかかる点があった


何やら、同期は仕事で少々悩んでいるらしく

上司とうまくいかないときが時々あるみたいで


上司が忙しいと塩対応になるようで

わからないところを教えてもらおうとも説明が不十分すぎて

まるで仕事にならない、とのこと


確かにその気持ちはすごくよくわかるし、私も似たような経験をした

悩む気持ちはくみ取れる

仕事が億劫になるのもわかるんだ


しかし、同期には一人同い年の仲間がいるそうで

お互いに「大変だね」と言いあいながら何とか仕事をしているようだ


それでも、上司とうまくいかないのは不安のようで


そこで、同期が口にした言葉は


「私もしんどくなったら、休職しようかな笑」


だった


まぁ、気持ちとしてそう思いながら仕事に取り組むのは良いと思う

しかしながら、休職している人の前で言うのは少し

刺さるものがあった


私は確かに休職したい気持ちは後半になってから出てきた


しかし、休職をするのはうつ病を治す為であって

笑いながら簡単に言われてしまうと何だか違和感を感じてしまう


私は今でも本当は働きたかったのに


休職なんて、するはずじゃなかったのに


辛くなったら休職して暫くダラダラすれば良いよね笑

と言われているようで「なんだかなぁ」という気持ちが芽生えた


とは言え、同期は症状こそ出ていないものの

「なんだかなぁ」という気持ちを少しでも紛れたいために

必死であることは何となくわかる


同期の意図はくみ取れるにくみ取れるが、


あまり、休職している人の前では言わないでほしかったなぁという気持ちがある


正直、休職するまでの期間はこれでも一人で戦っていて

相談する仲間もいない、ただただ先輩に詰められる日々を送って

心身ともに削ってばかりだった


仲間がいるだけまだ羨ましい


上司からも理不尽に詰め寄るような言い方をされているわけではないのなら

まだマシな方だとも言える。私からしてみれば


まぁ、そこから良くない方向へ進むかもしれないので、何ともは言えないけど


要は、簡単に「休職すればいいよね」なんて言われると

最終手段として苦肉の中で選択した私の苦労が

簡単なものだとみられているようで、何だか納得がいかないという


まぁ、さらっと流せばいい小さな戯言にすぎないが


恐らく、来年にでもなれば「そんなことでいちいち悩んでいたのか」

なんて笑い飛ばしているのかもしれないが


メンタルブレイクをしている今だけは許してほしい


思うのは心の中だけにして

口にするのはもう少し慎重になってほしいものだ


休職は、頑張った人へのボーナスステージなんかではない


病気を治すための期間なのである


これでも体の不調は今でも回復せず、不調と闘いながら

日々を過ごしている身としては


あまり軽々しく考えないでほしい


なりたくて、心の病気になったわけじゃないんだ

Cosmos

Keep waiting...to swear

0コメント

  • 1000 / 1000