カウントダウン

今の会社、辞めます


どストレートに結論から申し上げましたが

ようやく転職する決心がつきました


事の経緯は昨日という一日


11月1日、その日はたまたま早起きすることが出来た

一度トイレに起きたのだが、二度寝をするほど眠くはなく

少しスマホをお布団でいじっていた


すると、会社から突然チャットのメッセージの通知が来て


「事前にお知らせはしていませんでしたが、本日から復職日となります。働くための気持ちや準備はできておりますでしょうか。」


という内容だった


早速ここから意味が不明だった


何せ、前日はそんなことも知らずに呑気にお菓子を食べて

夕飯を作っていたのだから


何も聞かされていない

11月のどこかから復職するためのトレーニングをするとの話は聞いたが

具体的にいつから・何をするのかは聞かされていなかった


当然頭の中は「???」になり、


会社によると、その日から早速出社してほしいとのこと


いや、出来るわけないだろ

今から朝ご飯の支度などをして、服・髪・化粧・鞄の準備等を

しなければならない


そんな急に言われても困る


ギリギリなのもいいところだろ…と思いながら、難しいとの節を返信し

何とかリモート勤務にしていただいた


まだまだエピソードは山ほどある

11月1日という日だけでとんでもないジェットコースターに乗った気分だった


話を戻して、急に始まった会議

ろくに化粧もできないまま参加をしたものだが、

ここでまた、ハプニングが起こる


実は、時を遡り10月下旬のどこかで

本社に行き、産業医・部長との面談が行われた


その日の面談では部長の話によると、

「黒咲さんの性格を考慮して、ゆったりとした環境の配属を検討しましょう」

と言っていただけた


パワハラもあったが、ただでさえ現場がハードすぎた前の配属先。


そこから場所が変わり、ゆったりとした環境に移れるのは

何とも幸運だと感じた


ほっと胸をなでおろし、その日は安心して帰宅できた


時を戻し、昨日の午前の会議

「ゆったりとした環境」という話がなぜか知らない間に白紙になり

まだ現場が決まっていないとのこと


てっきり、現場をある程度抑えておいて、その現場で扱われている

言語などを勉強しつつ復職する。という進み具合かと思っていた


しかし、現実はあまりにもかけ離れすぎていた


その上、

「黒咲さんのやりたい仕事内容がわからないので、こちらも現場を決めようがない」

と言われてしまった


確かに言いたい気持ちはわかるのだが、

こちとら新入社員になって日が浅い状態で休職した身である


そんな新入社員が弊社はどんな仕事内容を受け持っているかだなんて

知るはずがなかった


そのような節を訴えたら

「そこは黒咲さん自身がインターネットで調べてもらって、どんな仕事につきたいかを教えてほしい」

といった返事をされたのである


そんなこと言われましても、そう易々とインターネットに

IT業界の具体的な仕事内容が載っているはずがない


とは言え、埒が明かないので

渋々調べ学習をはじめ、午後の会議まではPCとにらめっこをしていた


実は、この時点でだいぶ突き放された気持ちになり

パニックになって涙がとまらなくなってしまった

やや過呼吸気味になり、お気に入りのぬいぐるみが手元にないと

今すぐにでも気がくるってしまいそうなほどに、大惨事だった


話があまりにも違いすぎるのではなかろうか?


ゆったりとした環境はどこにいった?

そもそも復職トレーニングは家で行うという話でもあったのに

なぜ毎日出社しなければならない?


様々な疑問・不信感を抱きながら

自分を落ち着かせるのに必死だった


そうして、午前は終了した。




午後になり、改めて部長との会議が始まった


調べ学習の結果を報告し、なあなあで話を進めた記憶しかない


そこで、次の日の勤務はどうするか。という話に移った


どうするか、というのは出社するかリモート勤務で行うかという話である


私個人的には、事実上復職したばかりのため

体調面等を考慮してリモート勤務から徐々に慣れていきたいとの内容を

部長に伝えた


しかし、部長曰く

「他の同期が働いているのに、黒咲さんだけリモート勤務ではタダでお金を貰うことになってしまう。出社が面倒だからリモートがいい。というのは通用しない。


給料は出ているのだし、成果を出してもらわないとこちらも困る

なので、できれば毎日出社してほしい」


ということだった


言いたいことは半分わかるが、半分は本当にどういうこと???


出社が面倒なのではなく、突然復職を言い渡され

いきなり毎日出社はこちらとしても苦しいものである


何も全日リモート勤務だなんて言わないが

出社とリモートはなるべくバランスよく取りたいということだ


そもそも給料をもう貰い始めているんだね。私は。

知らなかったよ。




そして、その日の会議が終わり

もう放心状態。涙が出そうで出ないような


それでも明らかにわかる。鏡をみていなくても。

自分がどれほど情緒不安定な顔をしていたのか


しばらく、表情のバランスがおかしかったと思う


頭を抱えてしばらく部屋をぶらぶら徘徊し、

多分、気が狂っていたんだと思うよ


もう、この時点で

「転職が、自分を守れる唯一なんじゃ…?」

と感じ始めていた


昨晩までは呑気にレジェンズアルセウスをやっていたのに

憑りつかれたかのように、転職サイトを漁っていた


それでも、退勤時には学習した分の報告をしなければならないので

最低限の指示された学習も同時に終わらせた


そして、時が経ち


あと一時間後に退勤だという時に


突然

「復職日は6日からということにして、本日の勤怠は申請しなくても大丈夫です」

という内容のチャットが送られた


…え?


本日分の勤怠の申請はしなくても大丈夫?


それじゃあ、今日やった分は

タダ働きになるじゃん


そう


タダ働きになりました


見事に。


タダでお金を貰うのは~云々言っていたのにも関わらず

タダ働きは良いのか


完全に、騙された


もう、何が起きているのかがわからなかった


あまりにもだらだら長いこと書いてしまったが

昨日の出来事としてはこんな感じである


眠る時はだいぶショックで悲しい気持ちだった気がする


正直、今朝でさえも目が覚めて溜息が募るばかりだった


今日は病院に行く予定だったので

お医者様に事を全てお話した


帰りのバスの中でゆられながら

もう、辞めてしまおうか

そう決心したのである


あの後色々と考えたのだが、

どの道転職活動をするにあたって、仕事をしながらは

だいぶ時間的にも余裕がないのは事実である


そして、面接のときには

「退職日がわかっていないので、念のため一か月ほど猶予をください」

と言わなければならないのである


だらだたと働きながら転職活動をするのも考えたが

あまりにも不利なのではないか?


求人を出す側も出来れば早いタイミングで人がほしいのである


だったら、退職する予定の会社はさっさと辞めてしまって

切り替えていった方がずっと効率的ではなかろうか?


なので、その結論が出たその時には

6日の日は、部長と管理本部の方々が集まったら

退職する節を伝えてしまおう


と、決めたのが数時間前の話


まさか、こんなことになるだなんて思ってもみなかったな


普通に何となく一年ちょっとは続いて

適当なタイミングで辞めるのだとか思っていた


しかし、現実はあまりにも異なり

配属後わりとすぐに休職をし、復職したかと思えばこれである


今度は、条件を妥協せずじっくり求人を見ていこう


IT業界を選んだのも、そもそも消去法であり

その中でも妥協した上で楽しながら就活を行っていた


楽しながら、は言いすぎであるが

逆求人サイトを活用していたので、そこでほいほい適当に

説明会への参加をしていたのは事実である


そこから間違っていただなんていうものではないが

今度からは条件は妥協せず、残業のない家から近い職場を探したいところだ


まずは6日を、乗り越えよう



Cosmos

Keep waiting...to swear

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